末梢神経の障害

 脳神経は前から順番に嗅神経、視神経、動眼神経、滑車神経、外転神経、三叉神経、顔面神経、内耳神経、舌咽神経、迷走神経、副神経、舌下神経と12種類あります。 それぞれの神経が障害された場合に起こる主な症候は、

視神経  → 視力低下、対光反射消失

動眼神経 → 眼瞼下垂、眼球の運動障害、散瞳、対光反射消失

滑車神経 → 眼球の内転障害

外転神経 → 眼球の外転障害

三叉神経 → 顔面の感覚鈍麻、角膜反射消失、咬筋脱力

顔面神経 → 閉眼不可、鼻唇溝、味覚障害、唾液分泌減少

内耳神経 →  難聴、めまい、平衡障害

舌咽神経 → 舌後部や咽頭の感覚鈍麻

迷走神経 → 発音、構音、嚥下の障害、咽頭反射消失

副神経  → 胸鎖乳突、筋僧帽筋上部の脱力

舌下神経 → 舌の萎縮、神経束性収縮 

 僕たちの専門領域である口腔領域における三叉神経の圧痛は三叉神経痛と呼ばれ、特発性のものと続発性のものがあります。前者は三叉神経に対する血管の圧迫によるものが多いと思われますが、原因は今のところ不明であり、後者は三叉神経神経鞘腫、血管奇形、多発性硬化症、帯状疱疹後遺症などが原因です。三叉神経痛は女性に多く、特に50代〜60代の方に多く見られます。

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